設計指針
住宅や店舗など、今まで携わらせていただいたものについて
「わたしがデザインした」という感覚が、なぜかありません。
確かに 形を考え、素材を選び、色を想像して決めているのですが
お施主さんの中にあるイメージや、使われ方、過ごし方、
そして幾度となく話し合いをする中で、自然に形となるのです。
法規・構造からはじまり、快適性・機能性を共有し、
デザイン性などあらゆる場面においてプロの技術でサポートします。
具体的な場所でなくても、なぜか落ち着く場所、あたたかな光、ここちよい風、かすかな匂い、空気感・・・
誰もが持つ「なんとなく思い描く空間」を確かな形として実現したいと思っています。
できればその想像以上の出来栄えで。
そしてそれを叶えるために、いつも自由で柔軟でありたいと思っています。